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リサイクルショップ開業時に必要な資格と資金

リサイクルショップの店頭にある時計

ネットの普及により自分でリサイクル業者をしてみたいと考える人もいるでしょう。
また、現在はネットショップを簡単に個人で開業できるということもあり、副業でリサイクルショップを経営している人もいるようです。では、リサイクルショップを始めるにあたりどのような手続が必要になるのでしょうか。ここでは、リサイクルショップを開業するための必要資格や方法などを紹介しています。

リサイクルショップ開業に必要な資格

最初に、リサイクルショップを開業するときに必要な資格を解説します。

古物許可証

この資格はリサイクルショップを開業するにあたり必須の資格となります。この古物商許可証を持っていなければ、ネット上であってもリサイクルショップの開業はできません。古物商許可証は犯罪抑止の目的で取得が義務となっており、盗難された品の売買交換を捜査・検査するために営業所を管轄する都道府県の許可が必要になります。(届出は所轄の警察所になります。)

リサイクルショップを開業する方法

次にリサイクルショップを開業する種別の方法や、リサイクルショップ開業にどれくらい資金が必要か紹介します。

店舗を作って開業する

実店舗を作って開業する方法です。初期費用や経営していく中での費用がかさむことになるでしょう。しかし、デメリットだけではありません。実店舗の方が顧客と対面して事業をするため、口コミを広めやすいのです。また、店舗型であってもネットサービスが行えます。高額な商品の買取は店舗型の方があんしんできるため、そういった取引は店舗型の方が多いでしょう。

ネット上でサイトを作って開業

店舗を借りる必要がなく、WEB上だけで完結するリサイクルショップも作れます。最近ではモバイルの進化もあってネット上の市場が伸びてきて、ネットの売上げは年々増加しています。ネット上であれば家賃や人件費を抑えることで比較的安価に開業できます。ですが、その分競合も多く、WEB知識がないと長くは続かないデメリットもあることを忘れてはなりません。

開業に必要な資金はどれくらい?

では、リサイクルショップを開業するにあたりどれくらい金額必要になるのでしょうか。基本的にネットでのリサイクルショップであれば、サイトの運用費用込みで約30万円必要でしょう。ただ、サイトの構築を自分でできれば、費用はほぼかかりません。古物商許可の申請料や手数料、登録料で済みます。また、ブランド品や中古アパレルのアイテムを市場に安く流通させるためには、ブランド卸業者オークションに参加しましょう。

集客の方法

現代では、紙媒体に加えネットでも集客できるようになりました。そのため運営側はさまざまな方法を使って、集客できるようになりました。

WEB広告

広告業界の中で今最も成長していると言われています。WEB広告は5年連続で成長しており、テレビに迫る勢い。これを集客に使わない手はありません。広告自体は自動で組んでくれるので、あとはセンスあるキャッチコピーを考えましょう。

SNSで発信

即拡散したい場合は、twitterやインスタグラムを使い、友人からの口コミで広げたい場合はFacebookと使い分けをします。また、YouTubeで動画発信する方法もありでしょう。

チラシなどの紙媒体を作る

このように現代はWEBやSNSによる集客がメインになっています。しかし、いまだに紙媒体の広告集客率も衰えません。例えポスティングや新聞の折り込みチラシによる街頭配布です。中でも一番集客を見込めるのがポスティングです。

まとめ

リサイクルショップを開業する際に必要な資格や資金、集客の方法を紹介しました。ネット広告が主流ですが、紙媒体からの反響も利用してリサイクルショップを経営しましょう。