工業製品はいつか買い替える時が来る
工業製品というものは、いつか壊れます。
壊れないものを作るのは、技術的には不可能ではないかもしれませんが、経営的には失格なのです。
特に自動車産業では、オーバークオリティになると、自滅するしかありません。
日本車の場合、壊れはしませんが、性能が落ちてくるために、買い替えということを考えるようになるでしょう。
燃費が落ちたりすることもありますし、修理にかかるお金も大きくなります。
さらに税金も加算されるようになるのですから、ある程度の年数を載ったから買い換えということが頭によぎるようになるのです。
ワゴンRにハイブリッドが登場
うちの車はワゴンRです。
そこまで古い型ではありませんが、ひとつ前のものといえばいいでしょう。
性能的には、これといって問題はないのですが、そろそろ買い替えを考えなければいけないことも出てきているのです。
年式が進めば、買取り査定が落ちたりすることは確かでしょう。
しかし、今回の買い替えというのはそこではないのです。
ワゴンRにハイブリッド仕様が出てしまいました。
いつか出るだろうとは思っていたのですが、軽自動車の量産型ハイブリッドがワゴンRになるとは思っていなかったのです。
これは、ワゴンR乗りとしてはショックですよね。
ぜひとも乗ってみたいと思うではないですか。
実際には、スズキのツインというハイブリッド車がありましたが、こちらはプロトタイプを市販化したようなもので、あまり興味もありませんでした。
正直注目すらしていなかったのも確かです。
それが、形はどうあれワゴンRになったのですから、やっぱり興味がわいてしまうのです。
「定年後に個人タクシーをやるから」作戦
軽自動車といえども、買い替えは簡単なことではありません。
定年という言葉が見えてきた時期であり、買い替えといってもよほど考えなければいけないでしょう。
孫と旅行へ行くことも考えると、4人乗りで良いのかというところもあります。
それでも車が好きな人ならわかる通り、興味がわけば欲しくなってしまうものなのです。
買い替えということには、いろいろな障害があります。
簡単に進められることではないので、もうちょっと迷ってみたいなと思うのです。うちのが反対したら、それこそ終わりですからね。
念のために、反対された時の作戦は考えています。
定年後に個人タクシーで収入を得たい、と言えば、新しい車を買うことに大きく反対はされないはずです。個人タクシーならノルマもありませんし、運転は好きなので悪くはないと思っています。
ただし、個人タクシーをやるには、タクシー用の資格を取らなければいけません。生半可な気持ちで取れるか分からないので、本気で取り組む必要があります。覚悟がいるので、反対されないことを祈ってしまいます。
どちらにしても、一度こっそり試乗に行ってみたいと思います。
運転してみると意外と良くないこともありますので、あくまで慎重に進めます。