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妻の誕生日プレゼントはいつも悩みます

誕生日ケーキ

大切にしたいことがある

人間年齢を重ねると、さまざまなことがよぎるようになるでしょう。
特に50も過ぎれば、大切にしなければいけないことがいっぱい出てきます。

男はそういったことを気にしないといわれることもありますが、それはやっぱり間違いです。
妻の誕生日だって覚えていますし、何かをしてあげたいと思う物なのです。

私は器用なほうではないので、気持ちをうまく伝えることができず歯がゆいことが多かったりします。
それに気が付いてくれる、優しい妻でした。長年私を支え続けてくれて、本当に感謝しています。

いったい何にしようか物欲が

妻の誕生日には、今欲しがっているものを聞くようにしています。
ですが、あまり物欲がないのかはっきりとは言ってもらえないのです。

意識してはっきり言わないのではなく、たぶん思い浮かんでいないのでしょう。
思い浮かんだ時には、はっきりといってくれるのですが、そこまで執着もないのです。
だからこそ、普段からどんなものを見ているのか、どんなことを考えているのか、アンテナを張って受け止められるようにしています。それでもわからなかったりするので、困るんですけどね。

混乱させるようなものもよかったり

今までも、いろいろなものをプレゼントしてきました。
食べることが大好きな妻ですので、何かおいしいものを作ってあげたり、買ってきたりすることもあります。
レストランを予約して、驚かせたこともありました。

ただ、それだけでは面白くはないので、何か欲しいものをこっそり隠しておくことが多かったです。
そんなドッキリプレゼントを渡す度に、妻は目を丸くしながら、これは見なかったことにしようと一旦目をそらしたりします。なんか現実としてとらえられない、混乱してしまう不思議な瞬間になるのでしょう。

苦労は幸せだからできること

今年の誕生日には、お財布を上げました。
いつも家計を管理してくれているわけですから、せめていいものを持ってもらいたいと思います。

さらに、財布というのは、自分で買うものではなく、買ってもらうものだということを昔の上司によく言われました。私の財布も、そんな上司からいただいたものを大切に使わせていただいています。
お金を入れる場所だからこそ、そうした感謝の気持ちを持つことが重要なのでしょう。

決して安いものではありませんでした。
妻はあるブランドが大好きなので、時間があるたびにいろいろと探し、やっと見つけておいた品物です。

メーカーのものも、モデルチェンジしてしまうと手に入らないものも出てくるので、結構大変だったりします。
大きいメーカーのありきたりのものならいいのですが、そういうものは欲しがらないのです。

でも、こんな苦労が幸せなのかもしれないと、この年になって気が付いてきました。
私もちょっとは成長し、丸くなったのかもしれません。