電気器具を守るヒューズ
自動車にはヒューズがついています。
ヒューズとは何なのでしょうか？
簡単に言うと、電気回路に余分な電力が流れすぎて、電気回路や電気器具が壊れないように保護するための装置です。
電気回路に取り付けられており、回路に過剰な電流が流れると、自分自身を壊すことで、そこで電流をシャットダウンするという、非常に献身的な役割をしてくれる部品です。
何らかの理由で、電気回路に過剰な電流が流れ込むと、電気器具は誤作動をお越したり、故障したりするなどトラブルが発生しやすくなります。
自動車を走らせているときに、このような症状が起こると、交通事故を引き起こす原因にもなりかねません。
安全運転のためにはね、自動車のヒューズは、非常にジウ用な部品といえるでしょう。
ヒーズの交換方法
もし、自動車のヒューズが切れてしまったら、交換する必要がります。
車には電気で動くさまざまな電装品が、取り付けられています。
これらの装置がうまく作動しなくなったら、ヒューズ切れを疑いましょう。
ヒューズが切れているかどうかは、ヒューズが納められているヒューズボックスを開いて、ヒューズを確認する必要があります。
ヒューズボックスは車種によって位置が異なりますが、運転席の足元の近くにある車種が多いのですが、ダッシュボードの下側にある車種もあります。
愛車の取扱説明書で確認しましょう。
ヒューズの交換で注意しなければいけないのが、ヒューズには3つの種類があり、交換する際は元のヒューズと同じものを使わなければならないことです。
自動車のヒューズには、最も大きな平型ヒューズ、中間の大きさのミニ平型ヒューズ、そして一番小さい低背ヒューズがあります。
また、ヒューズ毎に容量が決まっており、一般的には3A～30Aまで、さまざまな容量があります。
ヒューズが頻繁に切れて交換するのが面倒な場合、現在の容量よりも大きいアンペアのものと交換したくなるかもしれませんが、それはキケンなので絶対に同じ要領のものと交換するようにしてください。
ヒューズの交換は、まず切れている（壊れている）ヒューズを探します。
そして、切れているヒューズをラジオペンチなどで抜き取ります。
念のためにヒューズを目視して、カバーの内側にある線が切れていることを確認しましょう。
そして、元のヒューズと同じ種類・同じアンペアのものと交換するだけです。
ヒューズを交換する前に、取扱説明書でヒューズ交換の方法を確認しておくと、それぞれのヒューズがどの装置につながっているのかなどがわかり、交換作業がしやすくなります。
車のヒューズは、兆候なしに突然切れてしまうものです。
予備のヒューズを揃えておくと、安心です。