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旅行三昧したい

畳の間

現実味を帯びてくる定年退職

50になって気が付き始めましたが、会社勤めしている以上、定年ということがやってきます。
全く考えてもいなかったことなのですが、いつかは仕事がなくなるのです。
これが良いことなのか悪いことなのか、最近までよくわかりませんでした。

仕事が忙しい時には、そんなことも考えません。
ですが、将来のことを考えると、下の人たちに伝え育てなければいけないという感覚を持つようになったのです。
これも50歳というところが大きいのかもしれません。

そうやって考えていると、定年というものが現実味を帯びてくるのです。
今まで地平線の向こうにあったものが、ジェットエンジンでも積んでいるかのような速度でやってくるように感じるのですから、恐ろしいものでしょう。

旅行三昧な定年後にできるかどうか

現実味を帯びてくると、いったいどうしようかと考えなければいけません。
考え始めてしまえば、ぐるぐる渦巻いたりすることも出てきてしまうのです。
そこで、いっそ何も考えずに旅行でもしたらどうだろうと思い始めました。

運転が好きで、車も好き。
旅行に出かけて、何か美味しいものや知らないものを食べるという、知的な部分もある欲求を満たすことができるのですから、とても有意義なのではないかと思うのです。
ただ、どこに行きたいかというのはまだ浮かばず、旅行三昧にしたいと思うのが関の山だったりするところは、本当に手の上に定年という言葉が乗らなければだめなのかもしれません。

意識をすることが大切なのかも

旅行三昧するためにも、健康には注意しておかなければいけないでしょう。
病気になったりすれば、旅行三昧というわけにもいかなくなってしまいます。
頭もはっきりしなければ、どんなところに行っても楽しむこともできなくなってしまうかもしれません。

運転ということも考えれば、判断力が鈍らないように、日ごろから意識もしなければいけないでしょう。
若い者には負けないって思い始めたら、すでに老いてきていると認めたも同然ですから。

いっそジム通いでもしようかというのも考えています。
体力もなければいけませんので、運動も重要でしょう。
人に会う機会も増えますので、旅行の情報もたくさん集めることができるかもしれないのです。

こうして考えてみると、定年退職というのも悪いものではないのかもしれません。
仕事に全くいかなくなるわけではなく、一つの区切りになるだけのことですので、給料以外に大きな違いが生まれない可能性だってあります。
そんな環境下であっても、今のうちから準備をしておかなければ、あっという間に着てしまうのでしょう。

今はなんだか恐ろしい定年ですが、いざ訪れれば、皆に感謝する時間になるのかなとも思います。
子供たちに感謝し、孫にも感謝する。
妻にはもっと感謝しながら、楽しい時間を過ごすことができるようにするためにも、今は一生懸命働きます。